ジェット機?

ジェット機って何?といって、真っ先にヘリコプターという人は少ない。多くの人が勘違いしているようだが、現在、ジェット機とプロペラ機はイコールで結ばれるものが多いい。一般にジェットと呼ばれるものは、ターボファンエンジンとターボジェットエンジンで、現在では前者が一般に使われている。ジェットエンジンは、ガスなどを噴射しその反力で飛ぶが、その原理は既にはるか昔に存在する。第二次世界大戦頃に活躍した多くの飛行機は、エンジンの排気を後方に排出し、ジェット推力として使っていたらしい。どの程度の速度上昇が得られるかは専門外なので述べない。
尚、YS-11のようなプロペラ旅客機もジェット機である。この機体はターボプロップエンジンであり、立派なジェットエンジンである。ヘリコプターになるとターボシャフトエンジンで、これも同じである。(ヘリコプターにもピストン機はあります)
なら、一般にジェットと呼ばれるエンジンは正確には何なのか、というと、タービンエンジンである。車や小型飛行機に使われているのはピストン(レシプロ)エンジンである。
つまり、プロペラとジェットで航空機を分けずに、タービンとピストンで分けるのが正しいのです。かといって、プロペラとジェットで分けないというわけではありませんよ。
ボーイング777のできるまでを見ていたらこんな時間になっていた。B7に興味のある人も無い人も一度は御覧あれ。