グラディウスⅤよく分からないソフト分析

はじめに断っておきますが、秀作。普通に面白いよ。ボーダーダウンには惜しくも及ばず。

昼前に到着。結論から言うとやはりトレジャー作品である。レイディアントシルバーガン斑鳩などのトレジャー自主開発作品は実にすばらしい出来である。が、ガングリフォンブレイズ、シルフィード・ザ・ロストプラネットなどの他社の作品を請け負った作品に成功例は無い。どうしても自社の作風を他社のゲームにも出してしまうのがここの悪い癖である。その結果、トレジャーの良さも他社のゲームの良さも中途半端にしか出せず、失敗とはいえないにしろ、成功にもならない。
で、グラディウスⅤの評価は面白い。しかし、どうもグラディウス"らしさ"がなくなっている気がする。どことなくグラディウスというものの上に斑鳩シルフィードが見え隠れする不思議な出来である。シューティングとしては「さすがトレジャー」と誉めたいが、グラディウスとしては疑問符が残る。
まあ元々グラディウスは4の時点で崩壊しているような気もしますが…。上記のシルフィードが大好きな私は、2面の飛ばせなくて二人同時プレイでも一人として話されるデモも大好きである。BGMもグラディウスらしくありませんが、SFっぽくて好み。全体的な出来は、グラディウスみたいでおもしろいです。限りなくグラディウスのようでグラディウスでない不思議なゲーム。F-15CとF-15J、F-2F-16の違いが分かる人、B-747-300とB-747-400の外見的な違いが分かる人には分かる…訳が無い。
ただ、反面グラディウスを作ろうとするトレジャーの意気込みは分かるが、次から次に旧作品のボスを使うのは、誤魔化しているように思える。ことごとくビックコアが雑魚として登場するのは嬉しいしような悲しいような…。こういうのはちょこっと出してくれれば嬉しいですが、ここまで出すとくどい。グラディウス外伝でトライゴンよろしく、なボスは思わず頬が緩んでしまう。まあ2面でゴミと化したボスもみどころですが。
話はⅤに戻します。
とりあえずオプション操作はタイプ2が便利すぎる。これがあれば大概の場面は切り抜けることが出来る。タイプ3、4は個人的にはタイプ1で充分なんじゃないかな、と思う。

今日の叫び。アステロイド面のボスの有効な倒し方を教えてくれー!!