(18日追記分)

 先週の木曜日は見事にゴミを出し忘れ、月曜までゴミを滞納するという愚行を犯した私ですが、二度も三度も四度も五度も……とにかく何度も失敗を繰り返すほど馬鹿ではない。学校に行くとき忘れないようにゴミをまとめ、靴の上においてスタンバイ。これでゴミを出し忘れたらある意味すごい。出し忘れたのだから本当にすごい。靴の上にあったゴミをものともせず学校へ向かう。こうして、今回もまたゴミを滞納することに…。
 昼、弁当をつつきながらふと思う。最近弁当の中身が変わり映えしなくなっている。いつもは夕食の残りを入れているのだが、昨日は豚汁であり、さすがにそれを入れてくるほど私は愚かではない。その先日はスパゲティーであったが、量が少なかったので入れなかった。そういう日は弁当のためだけにおかずを作るわけだが、なんか勿体無い。何がってフライパンやらを洗う時間が。例えば玉子焼き一つ作るにしても、フライパンと玉子を割る容器、玉子を溶く箸がいる。私のような未熟者は箸一つで玉子焼きが作れるわけがなく、当然綺麗に丸めるためにフライ返しがいる。玉子焼き一つでこれだけ増えるのである。もちろんこれらだけでさらにおかずは増やせるが、ちょっと突っ込んだらそうもいかない。第一玉子料理以外は面倒なのでつくろうとは思わない。結局我らが冷凍食品に頼るわけだ。味に飽きないように冷凍庫にある食材はほとんど入れているのだが、私の冷凍庫が許容できる冷凍食品はせいぜい5個まで。それ以上は冷凍庫が持たない。プレス工場(CD関連でない方)に頼めば小さくできるが、そんなことは考えもしない。で、いつも弁当の中身はご飯と玉子、ちょっとしたサラダ、そして冷凍食品の愉快な仲間達(いつもの面々)が登場する。私にとっての可能な限り製作した弁当だが、問題はそれ以上水準を上げることも下げることもできない。で、結局弁当はいつも同じような顔ぶれとなる。そろそろ弁当用料理の作り方でも学ぼうか?
 コンビニを経由し帰宅。残り少なくなった豚汁に火を通し食べる。風呂を挟んで食器を洗おうと台所に立つ。食器洗いの前に伏せておいた食器を片付けていると、ふとおかしなことに気づく。箸が一本足りない。ナイフやフォークと違って箸は一本では本領を発揮しない。それは弓矢のようなものだ。弓と矢は確かに単体で使えないこともないが、真の力を発揮するのは双方が組み合わさったときだ。もちろんわざわざ例えて言うほどでもない。残されていた箸は二本。一本は弁当用で、もう一本は食事用だった。おかしい、弁当用は帰ってから洗ったが、食事用はつい先ほどまで使っていたはずだ。まさか…と思い流し場に目をやると…ガッデム!ミーとした事が二本の箸を間違って使っていたのだ。この日本は木とプラスチックという材質の違い、そして長さも太さも重さも手触りも異なる。改めて握ってみると、恐ろしく違和感が。よくこんなので気づかず食べれたものだ…。知らぬが仏とはこのこと(違)。
 その後体は寝たい寝たいと言っているのに、無理して夜更かし。ああ、また明日の一日辛いだろうな、ごめんね明日の自分。と、罪悪感を感じながら夜遅くの床に入る。なら早く寝ろ、過去の自分。