連続何かしら事件発生 〜休めない休日〜

どんな事象も連鎖する。食物、ぷよぷよ、そして事件

 国家試験前で勉強をしなければならないといえど、時には休憩も必要だ。勉強が一段落し、ネットーサーフィンでもしようとブラウザを起動し、お気に入りを選択…しようとしてあれ?おかしいな、お気に入りが登録されていないぞ。


○事件その壱。行き着けサイト捜索活動
 お気に入りファイルが壊れているそうな。なーんだ、ファイルが壊れているのか……っておい!とりあえず一年前のお気に入りファイルならバックアップとっていたので、それをコピーし、その後閉鎖したサイトなどのリンクを消したり、逆に新たに追加したサイトを探したりと四苦八苦。していると廊下で物音が。


○事件その弐。つっかえ棒設置作戦
 廊下にあった洗濯物を干しておくつっかえ棒が突然落下。当然干していた洗濯物もセットである。つっかえ棒の設置を予想以上に難しい。特に高所に設置する場合は特にだ。なにせ私の部屋には脚立どころか椅子も無いので、高所作業ができないのだ。しかし、つっかえ棒は高い位置に設置しなければ洗濯物を干したときいろいろと弊害が出てくる。洗濯機の上に載って作業。何度か大地に叩き堕されそうだったが、これでも航空業界を目指すもの、地上では死ねん。なんとか作業を終え、洗濯機から地上にナイスランディング。が、制動距離が思ったよりも長く、冷蔵庫につかまって何とか停止。そのとき、冷蔵庫が揺れ、何かが冷蔵庫の裏に落下した。


○事件その参。冷蔵庫裏の救助活動
 冷蔵庫の裏に落ちたのはよく使う台拭きと割り箸だった。さすがに愛着のあるやつらなので見捨てるわけには行かない。ここに壮大な救助活動が始まろうとしていた。長いものでなんとか手の届く場所まで誘導しようとしても、冷蔵庫裏の複雑なコード配線が邪魔で救助は思ったようにいかない。冷蔵庫を動かそうとするが、人一人の力ではどうしようもない。というより、無理に動かすと冷蔵庫の上においているものたちが二次災害に巻きこま得る可能性が高い。別ルートで救助しようとしてもなかなか思うようにいかない。しょうがない、こうなれば何としてでも冷蔵庫を移動させるしかない。冷蔵庫上のものたちを退避させ、少しずつ冷蔵庫を前へ前へと動かす。そして生まれたわずかな道。そこを私は見逃さなかった。的確な判断により要救助者は無事生還を果たした。その後友人が原付を貸してくれと言って来たので、救助成功の余韻に浸る私は面々の笑みで了承。あ、そういえばまだ外凍ったままだったよな。


○事件その(以下略)