卒業〜別れ

最強の団結力

 3月16日、3年間お世話になった学校をめでたく卒業しました。
 その後あわただしく引越し、やっと実家で落ちついた時間をすごしています。しかし、まもなく自衛隊の入隊式なので、のんびりとはできそうにありません。
 1月以降ネット環境が無くなり、めっきり日記を書かない日々が続きましたが、いろいろなことが起こっていました。卒業旅行や身内での大事件、最後のアルバイトなど。


 しかし、今は今の感情を書きたい。卒業したというのに、今の私にはその実感は無い。慣れ親しんだ迷惑な仲間、住み慣れた狭い寮、住みにくかった町。この「休日」が終われば、またすぐに会えるのだろうと感じてやまない。


 別れは悲しいはずなのに、悲しいとは感じない。なぜか。われわれは別れてなどいないから、だろう。私は人と別れて泣いたことが無いわけではない。そう、例えば人の死だ。卒業式の日、クラスで唯一卒業できなかった友人。その友人が死んでもうすぐ1年となろうとしている。一年目に流した涙。本当の別れのときにこそ、人は悲しくなるのだろう*1


 そう、今悲しく無いのは、別れてなどいないから。



 春が来て、新しい日常が始まります。自転車ともしばしの別れです。というか、訓練期間中は自転車持ち込み不可ってなにさ。

*1:悔しいという感情もあるが