新天地へ〜 with 不安

「緊張して眠れない」という表現があるが、昨日がまさにそれだった。緊張というよりは不安。学生から社会人となることは、私にとってかなりの変化だった。それが自衛隊であれば尚更だ。確かに訓練に対する体力的不安もあるが、一番の不安はむしろ対人関係だ。
 自衛隊では教育期間中に個室を与えるような贅沢はしない。多数の「他人」と同じ部屋で寝起きしなければならない。気の知れた友人なら苦痛ではないが、赤の他人、気まずい相手ならそうはいかない。問題はそこだ。つまりその共有せざるおえない時間をいかに有意義に過ごせるかが、とても重要になってくるわけだ。
 ルームメイトがどんな人間となるのか、期待一割不安九割というネガティブ思考で当日を向かえ、早朝電車に揺られて自衛隊基地へ。落ち着かないので携帯電話で20分かけて日記をつける今日この頃。