タフな雪とケチな私


雨音で 始まる今日の 出来事は
あの日の記憶と 友のトースト

(57577調、絶対続けれないと断言します。理系ですし)

 今日は昨日と違い学校がありますが、こういう日に限って眠い。人間とはそういうものだろう。持っていないものを欲しいと思っていたとしら、それを持ってしまった時点でそう思わなくなる、ということを昔テレビでやっていたような気がしました。ぎりぎりまで寝た後、重い体を起こし起床。
 今日の天気は雨。傘を差して自転車をこぐのは嫌いなので、徒歩で登校しなければいけません。というわけで、いつもより早く家を出る。が、雨足はそう強くなく、気分的には高山で湿った雲の中に入ったくらいの水気です。この程度なら傘を差すほどでもないので自転車で登校。当然早く家を出たので早く学校に着く。早いといってもクラス替えがあるまではその時間に登校していたのですが。うちのクラスはみんな登校が遅いので、早く登校しても悲しいだけです。
 授業変更があるのは構いませんが、朝に変えられるのはこちらとしては対処できないので勘弁して欲しいところです。それで先生から教科書が無いことを咎められても正直腑に落ちない。忘れたのではなく、忘れさせられたのですから。はっ!これは学校の陰謀か!
 今週は弁当を作らないと決めたので、今日の昼食は学食の弁当です。しかし、私が弁当を購入する日に限って食堂は満員札止め状態です。前から思っていたのですが、絶対に食堂は狭いと思う。高校の食堂はここの専門学校生全員が座れるほどの座席数があっただけに、広かった。今思うと高校の食堂は素晴らしかったと思います。広さはもちろん窓辺に座れば山頂(に学校がありました。マジで)から望む民家はそれなりに眺めが良かったです。ちなみに現在は高校の前に他所の中学校ができたため、ちょっと風景が変わっているはずです。屋上にプールがある、モダンな中学校。空の泳ぎ方まで教えないことを心から願う。メニューのほうも豊富で、学割が効いたようなリーズナブルな値段、悪くない味、そしてスマイル0円。日替わり定食は今思うと本当に美味しかった。何せ味付けが福岡。地元の味が一番うまいったい。
 雨も止み、下校の時間となる。今だ残る雪を見て「タフな雪だ。気に入った」などと口走りながら帰路に着く。それにしても、ここまで雪が残るとは…本州って不思議。


 寮についてから知人が訪ねてくることは少なくありません。理由は遊びに来たと言う普通なことから、
「ガムテープ借りに来た」
「玉子ある?」
「朱印が切れちゃった」
「前もらったお菓子が食べたくなった」
「喉が渇いた」
「寝に来た」
 などといろいろである。前半はともかく、後半の内容は門前払いである。頼むから人の布団に入って寝るな(命令)。私はそっちの趣味はない。
 今日友人が尋ねてきた理由もその類だった。
「トースト焼いて」
 自分で焼け。


 トースト焼いていたのが原因ではありませんが、友人が帰ったときには7時も過ぎた時間に。なぜか一緒にトーストを食べたせいもあって昨日同様食欲が沸かない。冷や飯があるので、それはお茶漬けにでもするとして、問題はおかず。玉子があるのでそれを使うとして、問題は何を作るかです。オムレツも飽きてきましたし、第一お茶漬けにオムレツは合いそうにありません。で、同じくらい合いそうに無い目玉焼き×2を作る。ハムエッグにしようと思いましたがハムは無く、代わりにシャウエッセンを焼く。フライパンを傾け、僅かに残った油で調理しているとき、なんだか自分が悲しくなる。私は小さじ一杯の油すらケチるのか、と。そういえば友人のトースト焼くときも電気代かかると言う理由で渋ったような…。私ってケチ?いや、地球環境を第一に考えた偉人だと思います。発電所からでる二酸化炭素は少しずつ世界を(以下略)。
 パソコンのHDDやウェブメールの容量が危うくなってきているので、今日から少しずつ削除月間です。それにしても、この作業がまた地味。