消えた時間

月曜は危険が一杯

 先週の失態を挽回するため、今週は絶好調の出だしから始まる。朝起きて弁当を作った、ゴミは出した、ネクタイは締めた、そして自転車でなく徒歩で登校。もう非の打ち所の無い出だしだった。…あ、教科書忘れた…。
 午前は法規。例によって終了時間は伸び、とても食堂で食事を取るのは難しい。でも大丈夫、こんなこともあろうかと弁当を作ってきているのだから。
 で、午後は口答模擬試験。何気にこっそり意外に授業を真面目に聞いていいたおかげで結構応えられたり。で、授業終了間際天気が悪くなり始め、雨が降り始める。みんなと違って用意周到な私は折り畳み傘を常備。みんながずぶ濡れになる中冷静に傘を差して下校。げげ、そういえば洗濯物干していた!慌てようが徒歩なので急ぎようも無い。
 寮に到着し、洗濯物よりも守るべきものが緊急事態に。マイ自転車が倒れているではないか!どうも雨避けのカバーが風にあわられて倒れたらしい。しかも倒れた先に別の自転車があって、見事にカバーが引き裂かれていた。ぎゃー、という前に部屋に戻って洗濯物を入れてビニールテーム片手に補修作業。雨が強いので傘を差さねばならない。が、風も強いので差してられない。ここは作業性を重視し傘を捨てて濡れながら補修作業。ずぶ濡れ、とまでは行かずとも、濡れながら作業終了。大きな穴は塞いだので、もう大丈夫でしょう。そして、カバーに風が巻き込まないようにカバーを縛りつけ、これで無問題。さあ、雨よ!これでもう手も足も出ないだろう!などと思っていたら綺麗サッパリ雨が止んでしまった。
 その後、夕食を食べたのに横になったのまでは覚えていますが、気づけばとんでもない時間になっていた。あれ?最後に見た時間、確か先輩に工具を貸して、返ってきたのは7時ぐらい。で、気が付いたら2時過ぎ。…そんなに疲労が溜まっていたのか?ともかく今更起きてどうこうできそうにもないので、夕食と弁当の食器を水につけて再び就寝。後々考えたら、寝ぼけながらも利口なことをしたな、と思う今日この頃。水につけずに寝ていたら、もしかすると翌日とんでもないことになっていたかも。