古い過去 新しき未来
お盆なので帰省しました。
昨晩ぎりぎり午前様帰りになってしまったが、今日は朝から墓参り。あまりの暑さに、墓場の井戸もストライキ状態だった。
親戚をめぐり、祖母達の様子を見る。入院している祖父の様態は、今日たまたま元気がよく起きていた。一時期祖父の様態は冗談なしで悪く、両親から「いつでも実家に帰れる準備をしておけ」といわれていたほど。よくなったと言っても、祖父の様態は年々悪化し、今はもう歩くこともしゃべることもできない。そんな祖父に対し何もできない自分が歯がゆい。
その後夕食をご馳走になって、毎年恒例の祭りへと足を伸ばす。しかし、年々悪くなるのは祖父の容態だけではない。祭りの出店もまた年々減少している。世代が変わっていく中、新たな歴史が作られ、古い歴史が消えていく…。新しいものが良いものとは限らない。過去を学び、過去の良い部分を未来へと残していきたい。私はそう思う。それはたとえ、形があろうとなかろうと。