込められた思い

エスのように 美しくなりたい
明日には残らない 美しさがあるから

花火のような美しさ。これはつまりテレビに多い一発屋?私はなりたくない

エス waste[weist]
   荒れた, 不毛の, 耕されていない; 不用の, 廃(棄)物の; 廃棄物を運ぶ

 車にせよなんにせよ、整備を初め何かと便利な襤褸切れ、つまりウエス
 昨日に引き続きオイル関係の整備作業。となると、作業にレンチよりウエスが重宝するのは当然であり、そう思いいつもより多めに持ってきたのだが…。トランスミッションオイルに一枚、エンジンオイルに一枚、また一枚と使っていき、ついには無くなってしまう。そんなオイルまみれの二日間。
 そんなウエスだが、問題になるのは作り方。私の周りではタオルやシャツを切り裂いて作る方法が一般的。雑作に使われるウエスだが、実は10平方cmあたり1000円もする高価なウエスなのかもしれない。そのためデニムやジーンズのウエスもあるが、吸水性が低く、何かを拭いても汚れが分からないなど、ちょっと作業には向かない。ともあれウエスといってもピンからキリまである。中にはウエスを作るために、やむなく着ていた衣類を裂くもの、わざわざ衣類を買う人もいるかもしれない。そのため、ウエスというのは人の心がこもっているようにも思える。そんなウエスだからこそ、思いを込めて作業もできると言うことである。ちなみに私は衣類会社*1からあまった布の切れ端をもらってます。思いもくそも無い。

 そんなこんなで作業も終わる。昨日のやる気はどこに行ったのか、今日の作業ペースは幹事一文字で表して「遅」。もう一班ついていた差は開始5分で無くなり、そのままずるずると離されていく。こっちがオイル詰め替えてる間に向こうでは既に試運転ですかい。とりあえず他の科がエプロンで塗装の実習をしていたためか、妙に世界が白かった。ヘリのダウンウォッシュ*2がいい具合に塗料を拡散してくれて、閉鎖された格納庫内に見事にゴールイン。整備科はあえなく全滅するところだった。
 一日中立ちっぱなしの作業で疲れた我々を待っていたのは、就職模試。やっと技能審査が終わったと言うのに次はこれ。でもこれで正真正銘テストから開放。と思ったら、そろそろ英検のシーズンだったり。たまには休憩したい…。
 帰宅後夕食作る気にもならないので、友人と弊店間際のスーパーで惣菜の値札が張り替えられるのをじっと待つ。傍から見れば貧乏学生丸出し。


 そういえば前パンク修理した友人の自転車が、またパンクしたそうな。しかも別のタイヤだから私のせいではない。ついでにライトも壊したそうだし、一体どんな乗り方をしているのやら…。もっと大事に乗りましょう。修理する側も億劫である。

*1:正式な表現不明

*2:ローターが打ち下ろす風