自衛隊 入隊試験(一般曹候補学生、曹候補士)

皇国の興廃この一戦にあり。各員一層奮励努力せよ!
とりあえず"性の悩みに煩わされたくない"の質問、YESとNOどっちが良かったのだろう

 何をとち狂ったか、自衛隊の試験を受けてきました。ちなみに就職はこれが本命。航空学校に通っているが、JALANAには興味はない。所詮は航空運送事業です。当初は航空機使用事業を狙っていたのですが、残念ながら私の燃え盛る国防本能を抑えられず願書を提出する。しかも希望先は海上自衛隊。航空機が好きなら航空だろと周囲からも突っ込まれたが、海は男のロマンです。別に将来日本が空母を配備したときに配属されることを見越したわけではない。まあぶっちゃけどこでもよかった、と言ったらさすがに嘘ではある。理由は受かったときにでも原稿用紙20枚分ぐらいの文章で解説します。


 この日の朝は早かった。試験会場までの片道30分だが、念には念を入れて一時間前に出発。途中昼食を買うためコンビニによったが、そこの店員が寝起きだったらしくものすごく不機嫌だったのが愉快だった。国道に乗ると、思いのほかいつもは詰まっている道もすいすい流れて、予定より早くに到着。いまさら勉強などと言う悪あがきはする気はなく、やることといったらメッカ(マッカ)の方を向いてひたすら祈るだけである。
 会場入場の時間となり、ふと海上自衛隊の受験者を見ると、気のせいか片手で数えて指があまってしまうほどだったような気がする。さすが海のない県、海には興味がない以前に海の存在を知らなさそうだ。ライバルが少ないことに喜ぶ前に、この少なさはかえって悲しい。それ以前に男女枠は別々なのに、女性のほうが多かったような気がする。
 午前に曹候補士、午後に一般曹候補学生の試験があり、どっちも受験。正直こんな問題解けないやつは高校卒業できないだろうと思える内容。正直簡単だった。3年前の頭なら。専門学校だと普通の勉強なんてしないから、二次関数なんて久しぶりで必死にやり方を思い出しながら回答。3年前なら満点取れる自信はあるが、今なら「何とか合格点かな?」と言う感じ。作文は最後の行まできっちり詰まって提出。
 ちなみに私以外にも専門学校から数名受けていたが、同じクラスの人は陸に、ワンランク上のエリートクラスからは空にそれぞれ受験。見事に分かれた結果。また、今年は陸上自衛隊の曹候補生の枠がやたら広く、3500名。参考までに航空自衛隊は800名。桁違いとはこのこと。まあ組織の大小はありますが、入りやすいのは確か。私も自衛隊の人に「陸が入りやすいよ」と散々いわれ続けました。だが、わが道を行くのが私。
 で、4時過ぎに終わって帰り、5時からバイト。なかなかのハードスケジュールでした。