真剣勉強(マジスタディー)

いざ行かん 春の陽気に 誘われて

 飛び起きておはようございます。ゴミ出し日だというのに見事に二度寝してしまいました。最悪なことに起きたのは10時。何が最悪かというと、寮のゴミ捨て場に無秩序に集められたゴミを分別するお爺さんとお婆さん、その作業時間だからです。だが、背に腹は変えれないからゴミ袋を抱え前進。そしたばったり会ってコンニチハ。


私「すいません遅れました。ゴミいいですか」
婆「……(睨みながら無言)」
私「…あの〜」
婆「(左手に持ったゴミを指しながら)そっちのゴミはこっち」
私「これはこっちに置いてといていいんですか?」
爺「いや、これはこっちや」
私「ああ、やっぱりこっちですか」
婆「ええ何でや」
爺「見てみい、燃えないゴミが入っとる」
婆「やけど燃えるゴミも入っとるな」
爺「…もういい、置いてけ」
私「はあ、すみません」


 なんだかよく分からないまま終了。ペットボトルは金属ゴミだったのですか!?

 その後、昼食を終え、春の陽気に誘われるがままに家を出る。当然当ても無くサイクリング開始。
 それなりに開けた町に出たので、サイクルショップでもあればいいな、と思いながら国道進む。国道の歩道が狭いのでわき道にそれて進んでいると、国道から随分と離れていった。そして、工事中やらなんやらで国道へ戻る道も無くなり、気づけば私は市街地を突っ切っていた。このまま進んでも何もなさそうなので、引き返そうと思った矢先、ついに念願のサイクルショップを発見。やはり宝は分かりにくいところにあるものです。だが、選ばれたものはそれに導かれるかのようにやってくるのです。私はただ偶然たどり着いただけですが。
 で、いろいろと話を聞いて帰路に着く。久しぶりの山越えだったので、疲れるかな?と思いきや大した疲労も無く帰宅。むしろ寮に戻る通学路が一番辛かった。あの傾斜は雪が積もれば普通にスキーができました
 帰宅して着替えていたら狙ったかのように友人がやってきた。明日の再試験の勉強に来たのだ。最近毎日遊びに来る=勉強を邪魔しに来るヤツとはえらい違いです。こっちは国家試験前なんで遊べないといっているにもかかわらず。で、その当人は私がサイクルショップを探しているときにも、携帯に幾度と無く「遊ぼう」メールを送信してきてウザかった。暇人同士で遊んでてください。頼んます。
 勉強会を終え、一応月曜日なのでジョギングに行かなければなりません(責務)。で、今日は逆周りで出発。昼間のサイクリングが地味に響いたのか、ジョギングというよりウォーキング的な感じとなる。
 入浴後夕食作り。今日は朝から魚と鶏肉を自然解凍する手の凝り様。電子レンジを使わずに電気代も節約です。夕食はなんとなく鶏肉入りの味噌汁と塩さば。尚、私にとって大根とは卸すためだけに存在します。そのため魚の日にしか消費されず、さらにその量は少ないためにその半分は腐ってしまう運命です。私に買われた大根さん、残念でした。
 その後、先ほどから"ウザイ"と言っている人がやって来たので、ゲームソフト一つプレゼントして早々に帰ってもらう。国家試験に落ちることを考えればゲームソフトなんぞ安いものです。大したやらないソフトでしたし。んが、その後人が熱心に勉強しているというのにまたしてもやって来る。心の底から帰ってもらいたかったので、完全無視。直接言えばいいじゃないか、と思うかもしれませんが、もう何度も言っています。が、人が勉強しているというのにあーだーこーだ話してくるので、素っ気無い返事だけは返すが無視。で、そのまま半刻後、やっとお帰りになってくれる。が、
「見送りは?」
「手前何歳だ!?」