レッツ編隊走行(変体ではない)

名称不明の自転車パーツ

最近多い記憶力テスト(過去の日記)第二回

 今日は世間一般で言うところの休みです。休日はのんびり家で骨を休めるというのが定説だが、休み=挑戦の日である私にはそのようなことは当てはまらない。と思っていたら、世の中そんなに甘くない。


 起床は7時。今日は友人とサイクリングに行く日なので起きねばならない。が、昨日も例によって例に漏れず寝るのが遅かったので朝は辛い。結局あと3分を繰り返し8時過ぎ。集合は9時だからこれ以上寝ていられない。
 とにかく朝はそれになりに食べようと思うが、困ったことに何も無い。しょうがなくカップ麺を食べる。自分でもそれはどうかと思うが、今更米を炊く時間も無いのでしょうがない。で出発。
 友人はロードレーサー乗りで、基本はロードレーサーである。が、今日は歩調を合わせるためにMTBでやってきた。ぱっと見装備はさすがに良い。ブレーキには当然のようにブレーキブースターがついていたり、前後にフラッシュライト装備されていたり、と、各所にはきちんと装備と整備が行き届いているように見えた。さすがは普通に自転車レースにチームで出場する人間、遊び用のMTBといえどちゃんとしている。ともかく出発。二人揃って目的地を決めていないので出発できない。とりあえずせっかくなので山越えから。なぜこの山を越えたのか自分でも分からんが、この先になにか素晴らしい大地が広がっているような気がしたのかもしれない。といっても、正直な話、この辺で自転車で走って面白いのはそこぐらいだから。面白いといってもアップダウンがかなりきつい。登るときは登るが降る時は降る。それでばっちり舗装されているから、体力づくりにはもってこいである。その証拠か、この山は抜けるまでに5人以上のロードレーサー乗りとすれ違った。
 その後どこに行くか決めぬまま、とりあえず犬山城へ。結構ぶっ飛ばして来たため、かなりだるい。というのも今日は夏の日差し。いるだけで疲れます。今日は帽子をかぶってきて大正解です。ともかく第一目標地点に着き、次はどうしようかと思っていたとき、なんとなくサイクルショップに連れて行ってもらうことに。
 道中にも思っていたことだが、友人の乗車テクニックは中々なもの。MTBの低ギア比のおかげか、とにかく加速が良い。信号待ちの後道路を横断するとき、気づけば渡っていることなんてざらであった。私たちの横をスーッと通り抜けていた自転車がいたが、それを一瞬でピスト*1と見抜き、フォームからつわものと判断する。あっしにはただのロードレーサーにしか見えませんでしたぜおやびん。さすが見る目が違う。まあ今思えばスプロケットが無い時点で気づけよと言う話か。そう考えるとMTBクロスバイクの見分け方より簡単だな。と自己完結。
 それにしても、今日は二度もフロントのギアからチェーンが外れることとなる。とにかく友人の加速がいいので、ついていこうとペダルに無駄な力が入っていたらしい。というか今日はなぜか重いギアで止まりすぎ。二回目では衝撃でペダルについていた反射板が何処かに飛んでいってしまうということもあり。結局その反射板は見つからなかった(ちゃんと探してもいませんが)。サイクルショップにつき、まず友人は気を利かせて、インナーギアのさらに内側につけるチェーン外れ防止用の何か(正式名称不明)を頼んでくれた。でも会計はもちろん私ですが。これで前のギア、アウターからセンターといったギアチェンジ時にチェーンが外れることは無いでしょう。実際その後外れませんでしたが、そもそも外れるようなギアチェンジはその後していない。結局昼頃友人の寮に到着。というか、ばてそうなので戻ってきました。たぶん友人が私に気を使ったのだろう。せっかく友人の部屋に来たのでロードレーサーをじっくり拝見。さすがに何もかもハイレベル。カーボン万歳。
 走行距離40キロの短距離サイクリングから帰宅してからは、シャワーを浴びて廃人状態。本当なら日が暮れるまで走っているつもりだったから、時間が余ってしまう。その余った時間が勉強に使われる辺りが妙に現状を物語っている。今日はさすがに暑いのでクーラーが大活躍。友人が来てドアを開けられた時には「冷気を返せ!」と言いたくなりました。なんて小さな人間なんだ…。
 夕食はスタミナやらなにやらつけようと焼肉。しばし焼肉のタレに豚肉を浸し、その後一気に焼き上げる。やはり焼肉は美味しい。そして、焼肉よりご飯とキャベツの方が美味しく感じる私は何だ。

*1:競輪で使うようなギア無し高速自転車