自転車再生計画 前編

スコットのMTB

 以前ブロンプトンを発見したように、今度はスコットのMTBを発見。
悪路走行禁止シール(みたいなもの)があるから、MTBルックなのか?
ともかく見つかった。

 父がかつて自転車に乗っていたと言う謎情報があるが、あまり仲がよろしくないので聞き出せない。ともかくジャイアニズム的に「家族のものは俺のもの」ということで修理開始。
 まず概観。驚きのカンチブレーキ。時代を感じます。そしてリジットフォークにハードテール。つまりサスペンションのないタイプ。整備されていない旧車はサスペンションなんか無いほうが10倍ましである。たいした性能もないサスペンションなんてバラストである。というより、サスペンションの整備ができないから付いてなくてホッとしているだけだったり。
 見てみるとあちらこちらさびている。時間にしてなんと5年以上野ざらしらしいからしょうがない。ばらせるものは殆どばらして錆落としと使用可能かの見極め。が、どうにもBBが外れない。というかBBにソケットを突っ込んでフルパワーで回したらバキッと言って、自転車側のスプラインがかけてしまい、外すのをあきらめた。回りが悪いからグリスぐらい詰め替えたかった。
 その後も数日かけて錆落としといろいろ調整。チェーンがくたびれていたが、気にせず使用。シフターやブレーキも使えそうなので特に交換なし。が、チューブは試しに空気を入れたらバーストしたので交換。バルブは米式が良かったが、両親の強い反対により英式になる。圧が測れないって言うのに…。


 そんなこんなで、夏休み中は気晴らしといえばこの自転車の修理作業だった。