亡国のイージスと少しローレライの話題

 友人と見に行きました。原作は読んでいないために原作との比較はできませんが、おかげで素直に楽しめたと思います。
 友人はローレライの方が好きだと言いましたが、個人的にはイージスのほうが良かったかな?

 個人的にイージスの見所は初めのほうの対艦戦。あっさり勝負が決まって呆気ない気もしますが、艦内での戦闘がメインなのでしょうがない。ちなみにF-2はかなりのちょい役。
 ローレライと違って好印象なのが男の戦いと言うこと。ローレライでは一人の女性を中心に物語が進みますが、個人的に戦争物でそういうのはあまり好きではない。これは私が勝手に「戦争系は愛情よりも友情」と決め付けているからなのですが。イージスの方にも女性は出てきますが、パンフレット見なきゃどういう位置づけかさっぱり分かりませんでした。とりあえず女性は脳内削除。
 最後にわがままを言わせてもらうと、せっかくイージス艦が舞台なのだから、もっと暴れさせてほしかった気もする。イージス艦イージス艦等。



 この日の最大の問題は帰りにカラオケに付き合わされたこと。音痴な人間はカラオケほど生き残るのに難しい場所はない。そう、私にとってカラオケボックスとは戦場なのだ。減り行く持ち弾*1が少なくなるにつれ、湧き上がる焦燥感。ついには慣れない武器に手を伸ばすし、暴発する。イージス艦のごとく幅広い任務につける友人は、この状況を容易に打破していく。この差はコルベットとクルーザーの違いほどある、火力の違いは明らかだ。そしていつしか武器を失った私が行った最後の手段は、皆を驚かせた。
 それは、発射した弾を再び装填し、発射したのだった…。当然受けは悪かった。

*1:歌のレパートリー