いざ隣町へ

問題のリアホイール

 いくぜケイデンス90rpm!ひたすら自転車で車の波に乗りながら自転車屋へ。
 見事に自転車に無理をかけリアホイールが再び振れる。
 もう、買い替え時かも知れぬ。

 スコットのMTBのグリップを買うためにいざ自転車屋へ。もちろん片道20キロを自転車で。
 最短ルートで行くと国道に乗ることになるのだが、ここの歩道がありえないほど狭い。自転車で走ろうと思えばしんどく、なにより路面が荒れていて走りにくいだけじゃなく危険である。そのため国道に乗っている間はメッセンジャーよろしく、国道を突っ走る。
 四六時中詰まっている道路なので、最高でも40キロ程度でしか流れない。この程度なら車の後ろにぴったりくっつけば、スリップストリームで普通に流れについていける*1。のだが、やはり一般では自転車が車道にいることが快く思っていないらしく、強引な追い越しや突然の割り込みでハラハラドキドキ。こちとらちゃんと流れに乗っているというのに。ケイデンス90rpmで。いや、体力的に死ぬかと思った。やたらケイデンスが高いのはトップ側のギアが変速しにくいという愛車のトラブルのため、ひたすら軽いギアで回す回す。国道を抜けたとき、吐き気をもようしたのは言うまでも無い。
 自転車屋につき、グリップだけを買って帰路へ。本当はいろいろ聞きたいこともあったのだが、店の主人が出張中のため、専門的なことが聞けなかった。
 帰り際、どうもリホイールとブレーキがすっている。また、リアホイールの振れが拡大してしまったらしい。さきほどの国道は、舗装されてはいるが、細かい凹凸があり、かなり体にも自転車にもよろしくないと思っていたが、見事にリアホイールを曲げてしまったようだ。応急処置を施しのんびりと帰る。道中サイクリンググッズフル装備のMTBに出会ったり、自転車に乗った学生を抜いたらすごい勢いで追い抜かされ、10秒後息の切れた学生の横を通り過ぎるようなこともあった。ロードバイクも数台見かけるなど、さすがプロショップのあるところは不思議とちゃんとした自転車に出会うことも多い。と、帰り道20キロ、いろいろなことを考えながら走る。
 このグリップを手に入れたことにより、現在改造中のスコットMTBは、完成をみることとなった。

*1:前の車が急停車したら、空も飛べるはずなので要注意だ