黄色い地平線

黄色い地平線


 例えば何もない平原で、空の果てを見ようとしてもそれは見えない。
 永遠に広がる空に果てなど見えるわけもなく、ただ目に見える地上と空の境目は、地平線と人は呼ぶ。
 地平線の向こうは目で見えない。見えないからこそ、人は目に見えた地平線を超え、新たな世界を発見し続けた。




 空の果てを見ようとしてがむしゃらに進み、ようやくスタート地点で見た地平線へとたどり着いた。

 青いメリダを買って3年。私の手元に新たな相棒がやってきた。それは黄色い地平線。


 フルクロモリロードバイク。105とアルテグラのミックスコンポ。


 さあ新しい靴を履いて、次の地平線を越えていこう。