ブロンプトンとスコット


 晴れているときは肌を焦がすほどの日差しなのだが、ふと曇ったかと思えば土砂降り。とても不安定な天気が続いてます。おちおち外出もできません。
 とりあえずあまり乗る機会のないスコットとブロンプトンのインプレ。

 庶民の味方だった台湾製ブロンプトン*1。乗った第一印象は上体が起きるママチャリポジションなので、かえって新鮮味があった。小径車のメトロに乗りなれているせいか、とくにハンドルのふらつきなどは気にならなかった。感じたのは乗ったときのマイルドさ。タイヤの違いかフレームの違いか。メトロはタイヤを高圧にしているせいかロードノイズをフルに拾うが、ブロはまったりとした大人の乗り心地。段差の振動も少な目。前傾姿勢ではないためサドルにどっかり乗せるのだが、リアのダンパーも若干助け、お尻にかかるショックは少なめ。ただ、そのくせギア比は高い。内装3段ギアだが、トップギアは平地ではまず使えません。ギアが重いので、回すペダリングは難しめ。あと、カリカカリカリ…というフリーの音が大きい。あと、噂通りブレーキは効かない。それにしても、独特の曲線でなんとなく写真映えする。特徴的な駐輪スタイルは、お座りをしている犬のように、どこか愛らしい。


 骨董品スコット。ブロとは打って変わってがっつり前傾姿勢。乗ったときなぜかものすごい違和感をを感じた。ハンドルの広さに違和感を感じたのだろうか?ともかくどこか乗りにくかった。3x7段ギアだが、思ったほどスピードは出ない。体感速度マイナス10キロぐらい。メーターの設定を間違ったのだろうかとも思ったが、間違ってないからメーターが正しいのだろう。なんというか、ペダルが重い。思ったほど加速しない。フレームが悪いのか、車体の重さか、乗り手の根性か。それともロードとMTBの違いか。平地の走行性能だけならメトロの方が高い気がした。だが、ギア比は広いから走れない道はない。
 それにしても、ペダルの重さは本当にどこから来ているのだろうか?BBもそこまで重くないし、ディレーラーも悪くない。ホイールも新調して、タイヤも新品のストラディアス。なぜなんだろう…。
 どうでもいいが、SPDやクリップでペダルを固定してないのは落ち着かない。

 さて、話は変わるが今回の自転車の写真はズームの望遠側で撮ってみた。広角側とは写りがまったく違って面白い。


 オマケ

田んぼに張り巡らされた謎のワイヤーの真実

*1:かつて英国製より値段が半分のモデルがあった