携帯電話機種変 N-01A


GX200を買ったばかりなのでしばらくお金を使いたくなかったのだが、いろいろあって購入に至る。
新たに購入することとなったのはdocomoPRIMEシリーズ、NECのN-01A。個人的格付けではPRIMEシリーズの中では一番買ってはいけない携帯No.1だ。
初めて見た時は「スライド+ヨコモーション」かと思えば、実際はSo505iみたいなディスプレイ回転式だった。なんだこれ?売る気あるのか?本気で思っていた。買う前までは…。
だいたい2年ほどで携帯を変えていたのだが、今回は1年半である。そして機種変するときはいつも一年前のモデルを買っていた。そうすると、だいたい5000円ほどで機種変できていた。が、今回は驚きの6万円である。やってられない。
そもそも携帯を変えることとなったのは、些細な故障からだ。前の機種、F903iXは素晴らしい機種だった。画面が小さいことを除けば何一つ不満がなかった。が、あるときある機能が壊れてしまった。なんてことはない、赤外線である。しかしされど赤外線。問題ないかと思われたが、メアドやら画像やら交換するのに案外不便だった。機種変の理由はただそれだけである。なんという動機。
本当はF905iが欲しかった。F903iXでヨコモーションにほれ込み、次買うのはヨコモーションが付いているものしか考えられなかった。が、今は昔のように携帯電話の値下がりは無く、1年前のモデルといえどかなりの出費になった。これならあと少し足して最新機種を買ったほうがいい。そこで最新機種が候補に挙がった。が、富士通がヨコモーションから決別してしまったおかげで、F-01Aが候補から外れる。次に候補が挙がったのはSH-01Aだった。これも画面を横にすることができたのだが、半端な形の光タッチクルーザーが最高に使いにくかった。決定ボタンは普通の形が一番。次にP-01A。かなり悩んだが、横に開いたときに文字が打ちにくく、実用に足らないと判断。と、いう感じで消去法でN-01Aが残ってしまった

まさか自分がこの機種を買うことになるとは…。素人目で改善点が五万と出てくる。少なくとも、他人には勧められない。

けど、自分にとってはこれしかない!と思わせるだけの魅力があった。個人的には中途半端な道具が大好きなのだ。世界ではじめて力技でライブビューを搭載したデジタル一眼E-330にせよ、力技でレンズキャップを無くすGX100/200のLC-1。カーボンの柔らかさもアルミの固さもないクロモリフレームの自転車。何をするにも中途半端なスペックのボードPC。欠点があるから、その道具を愛せるのだと思う。

GX200を買ったすぐなので、ちょっと金銭的にピンチだが、何とかやっていくしかないだろう。

ちなみに使ってみて、文字打つときのレスポンスや各動作はF903iXと大差なし。つまりは問題なし。けど、基本性能が上がっているので、アプリの動きはサクサク。ちなみにJIGブラウザはニューロ、タッチパネル対応。タッチパネルはキャリブレーション付き。スタイルチェンジ時のもたつきはちょっと気になる。F903ixではヨコモーションしても画面の切り替わりは一瞬。また、N-01Aは画面が横向いてる状態では対応している画面が少なく、そのまま90度倒れた状態で表示される時が多々ある。その点F903ixはありとあらゆる状況でヨコモーションに対応していたのは好感が持てる。つまりはすべての画面が正方形に作っていただけなんだけど。GPSがついたので出先で迷うことも無くなりそうなのと、ワンセグも追加して寂しさを和らげそうだ。
ちなみに最大の特徴のタッチパネルだが、メインで使うのはちょっと難しいが、補助で使うと効果抜群。特にメニューやiモードなどでは画面スクロールがサクサク。押す時はちょっと上を押すのがポイント。JIGキャリブレーションでいかに自分の感覚と結果が違うかがわかった。ちなみにそのJIGはユーザーデータの引き継ぎに失敗して、現在使用不能…。


追記
Q.もし次のモデルで富士通がヨコモーション出してきたらどうしますか?
A.ソッコー買いなおします。