メトロ、次なるステップへ


 ポタリング車、メトロD6(のOEMのハンテンのアルミ折りたたみ自転車)。ポタリング車はポタリング車らしくポタリングに最適にならねばならない。ということで、自転車パーツのデッドストックを搭載してみた。
 重量級カメラである一眼レフを持ち運ぶには、それなりの体力がいる。なんだかんだで結構重いのだ。せっかく自転車に乗っているので自転車に持たせるのが最適なのだが、折りたたみ自転車はワイヤーの取り回しの都合上フロントバッグがつけにくい。また、ハンドルに重い物を乗せるとただでさえクイックなハンドリングがさらに扱いにくくなる。できることならハンドルには付けたくない。そこで登場リクセンカウルのエクステンダー。このひねりのない名前の商品は、フロントバッグはシートポストに取り付けるアダプターだ。
 で、普通の自転車は悩まなくて良くても、ダホンのような折りたたみ自転車は取り付けに少し悩む。理由はシートポストの長さだ。
まずA案

そしてB案

このように、シートポストが長いため上と下、どちらにつけるか選べるわけだ。しかしここで忘れてはならない。メトロが折りたたみ自転車だということだ。折りたたみ時はシートポストを下さねばならない。しかし、エクステンダーを付けると当然下ろすのに支障が出る。A案ではある程度まで下ろせるが、B案はむしろ「シートポスト下がり防止装置」的な取り付け方だ。重い荷物はなるべく下において重心を低くしたいが、そうすると折りたたみ性能が犠牲になる。かといって上に付けると不安定になる。これで困る。
忘れてはならないのが輪行袋の存在。いつも付いていた場所がエクステンダーに占拠されるので、A案ではこれまでの方法では持ち運べない。

 逆にB案だと取り付けれる。アーレンキーで緩めればエクステンダーの位置が変えれるので、実用性ではB案なのかもしれない。しかし、荷物の取り出しやすさはA案が勝る。う〜ん…。 折りたたみ自転車は折りたためてナンボ。と、いう考え方なんで、折り畳み能力を落としたくはない。素直にカメラバッグを買った方がいいかも?