330から30へ


人生で初めて買ったカメラは、E-330というカメラだった。専門学校の時代から4年という月日を経っても、そのカメラは現役であり続けた。しかし、ついにこの日、新たなカメラを導入した。フォーサーズのミドルクラスカメラ、E-30だ。
しかし、E-330は今でも不満に思うところはない。もともといい写真を撮るのに必要なのはカメラボディではなく、交換レンズだ。ボディが変わったからといって突然いい写真が撮れるかといえばそうではない。
フィルムを使ったカメラからデジタルなカメラへと時代は変わり、年にたくさんのカメラが生まれては消えていく。今回購入したカメラ、E-30も、そうしたカメラのうち一つだ。フィルム時代は当然フィルムに映像を記録していたが、今は映像素子というデジタルの塊がその役目を負っている。フィルムはフィルムである限り画質は変わらないが、映像素子はもっとも進化の激しい部分で、年々性能が向上している。かつては100万画素で驚かれていたのが、今では1000万画素が普通だ。そう、映像素子をアップグレードさせたかったのだ。
E-330の画素数は約700万画素、E-30は1200万画素と約2倍に成長している。そして、画素だけでなくダイナミックレンジやノイズ対策なども向上している。実際明暗の激しい場所をE-330と撮り比べると、白トビや黒潰れは(気持ち悪いほど)改善している。アナログと違いデジタル機器は、数年で格段に進歩するが、まさにそれを実感した。ついでに技術の進歩に腕がついてきていないことも実感した。なんてこったい。
あと、キットレンズの14-54mmは初の竹レンズ。さすがにレンズの明るさといい描写と言い、一段上である。

E-30の撮影にはE-330GX200を使ったが、ブログに乗せるぐらいだと一眼とコンデジはあまり差はでない。というかGX200が優秀ということもある。ちなみにいつものように背景はジャージ。高さ調整に枕も参戦。





オマケ

主砲(ED 70-300mm)装着時。E-330よりE-30の方がボディがでかいからしっくりくる。

悪名高い18-180mm装着時。個人的に見慣れているせいか、ものすごくしっくりくる。ボディのバランス的にもE-30ぐらいがちょうどいい。14-54mmと比べると、活躍の場が無いのだが…。
結論。E-330にはパンケーキが一番似合う。