お尻が痛いので、自衛隊に入隊します(本文の略称)

 お尻が痛い。ことの発端は授業の体育で尻からこけてしまい、受身も取らなかったためお尻にダイレクトヒット。という経緯でお尻が痛い。ひねりも何もない。痛いお知りに自転車のサドルはつらい物がある。そうか、サドルに座らなければいいんだ!ということに気づき、ダンシング(立ち漕ぎ)で坂道を登る。でもやっぱり座らなければ痛くないということはなく、お尻のあたりの筋肉を使うたびに激痛が。それでも根性でペダルに力をいれ登っていると、突然フッと、ペダルが軽くなった。勢いあまった足はペダルを踏み外し、一回転してきたペダルが脛にダイレクトヒット!この日はダホンのメトロで通学していたので、トゲトゲしいペダルじゃないので被害は少ないが、痛いものは痛い。見てみると、チェーンがトップ側に落ち込んでいた。…あれ?なぜにトップ側?ともかく見事にフレームとハブに食い込んでいたので力技でチェーンを救助。
 そんなわけで、購入してずいぶんたつので、もしかするとディレーラーの調整がずれているかも、という仮定の下整備開始。と、その前に、自衛隊の入隊の手続きをするため自衛隊広報の人が来るので、部屋のお片づけ。まだ予定の時間まで時間があるな、などと余裕こいていたら予定の30分前にご来客。さすが自衛隊、時間にちっともルーズでないどころか厳しすぎる。そして本来くるはずの時間に去っていった。
 そして本日の本題のメトロの整備。ディレーラーの前に、折角だからホイールのグリスアップ。実はメトロを買ってから初めてホイールを外しました。しかし、ハブを固定するナットがやたら硬く、さらにはロックナットも硬く、時間を無駄に浪費。で、やっぱり安物だけあってボスフリー。ボスフリーのスプロケットははずせたためしがないので、スプロケットの取り外しは諦める。その後ベアリングの締め付けが明らかにゴリゴリだったので、最適と思われるぐらいの締め付けにしたら、ナットの締め付けトルクがハンドトルク程度という摩訶不思議な事態に。そしてフレームへの固定ナットのトルクも、はじめの驚異的トルクからは考えられない低さ。走行中振動で緩んで外れちゃわないか心配。
 そして本題ディレーラー。ストローク調整からの大幅修正。修正に修正を重ねた結果、初期状態からどの程度変わったかは不明。一応変速には問題なし。ただ、購入当初からの問題である、駆動中ディレーラー周りからゴリゴリゴリゴリ…と下品な騒音がするのは何が問題だろうか?ディレーラーとチェーンのグレードが低いからだろうが…。
 とりあえず走行には問題がなさそうなので、ついでにバーエンドバーにあまっているバーテープを巻きつける。冬場になると素手でアルミのバーエンドに触ると冷たくてしょうがないため。まあ素手で触ることはあまりませんが。ちなみにこのあまったバーテープというのは、3月末に事故したときの自転車に付けられていたもの。今なおあのときの傷跡は残ったまま、その傷ごとこの自転車に組み込まれる。