輪行しよう 

折りたたみ自転車を持っている人のどのくらいが輪行をしているのだろうか?はっきり言わせてもらえば、輪行しなければ折りたたみ自転車は「重くて走らなくて脆い」自転車だ。おしゃれな自転車に乗りたければ、素直に折りたたまないミニベロの方が高性能だ。
 そういうことで輪行の話。

 輪行とは、自転車を専用の袋(輪行袋)に詰めて電車で運ぶこと。これを使うことで、行動半径を大きく増やすことができる。しかし、そのためには電車の中に自転車を乗せる必要が出てくる。ロードバイクなどの大きな自転車は、どうしてもスペースを取ってしまう。しかし、折りたたみ自転車を折りたためばスーツケースほどの大きさになり、電車の中でもあまり邪魔にならない。このサイズというもの重要で、が大きくなると物理的、そして精神的にも負担がかかる。つまり、折りたたみ自転車は輪行のために作られたようなものだ。「保管スペースが〜…」という人もいるが、毎日畳んでいるか非常に疑わしい。

 輪行は決して難しいことではない。自宅から駅まで自走して、駅で折りたたみ、電車に乗って、目的地で降りて、自転車を展開し、そして走り出す。折りたためない自転車は走行性能こそ勝るも、輪行性能については大きく劣る。折りたたみ自転車の性能を引き出すには、やはり輪行だ。
 知らない世界を走りだそう!