憧れた場所


 なぜかは分からない。ただ、空を飛ぶ乗り物に憧れていた。少年時代の自分にとってその翼ははるか彼方にあり、点にしか見えないほど上空を飛ぶ航空機を眺めることしかできなかった。この写真を撮ったころは、そんな、点にしか見えないものが触れるほど近くにあることに、興奮していたのを覚えている。
 時は経ち、今は見る側から見せる側へと立場を変えた。疲れたら航空機のタイヤで腰を休める日々。あくまでソレは商売道具にすぎなくなっていた。あの頃の感動は、どこへ行ってしまったのだろうか…。

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そして関東へ


 もう帰る日か…。昨日のことでほとんど寝てないので、新幹線でのんびりと睡眠…。するはずが、なぜか目が冴えて寝れない。
 名古屋を過ぎたあたりから良く眠れたのだが、おかげで新幹線を乗り過ごしそうになった。